ぴよっと楽しく

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ご唱和しましょう、君の名を〜ウルトラマンZ 1話 感想〜

文字を書く習慣をつける為に始めたのに5ヶ月放置は良くないぞ自分よ。

 

さてさて、2020年はウルトラマンゼロ10周年記念展開が目白押しなウルトラマン

1月〜6月の所謂クロニクル(選り抜き再放送)枠もそれを記念してZERO&GEEDということでスタートしていた中、次の展開へと期待を膨らませていました。

(この方式になってからクロニクル枠のテーマは大なり小なり次の新作と関係があるのは恒例ですもんね)

 

そして発表された新作はゼロの弟子、ウルトラマンZ!ジードもゲスト出演!

ゼットライザーの操作が楽しそう、デザインもかっこいい!

…というのがとりあえずの感想だったなあ。出演決定に寄せたリク=龍臣くんのコメントが「変身アイテムが変わるからバンクも変わるよ!」だったのは笑った。目の付け所がオタク。ほんとウルトラマンすきでかわいい。

そんなこんなで放送が近づいてくる中で、公開された主題歌は担当の遠ちゃん、玉置成実ちゃんが発表された時に期待していたものをガツンとお見舞いされた感じだし、ゼロ(レイトさん)のウルトラアクセスカードの配布キャンペーンにフュージョンファイト限定のゼロ新フォームなどなど否が応でも期待が高まった状態で迎えた第1話。

 

 

アバンのゴメスの見せ方から田口監督だ!という安心感がすごい。短い中でセブンガー(を通したストレイジ)の在り方やハルキの性格が伝わる1話アバンのお手本のような導入でした。

 

OP映像かっけー!!

 

歌い出しのULTRAMAN Zの出し方にすっかり心奪われてしまった…そして歌ゴリラ先輩は最高

今回ポスターとか店頭のPOPとかでもめちゃくちゃZ字の配置とか押してるけど、OPの終盤Zの軌跡を描いて飛んでいってその手があったかと…!

 

OP明けの偉い人に怒られつつメンバーのキャラも見せつつなアバン明け。

瓦礫の撤去作業をストレイジの仕事として見せたり、この後のゲネガーグが来たときの緊急速報メールとかだったり、さりげない世界観の整え方が光ってましたね。田口監督のこういうところすきです。

 

ゼロとゼットがゲネガーグと戦うシーンもコンパクトながら「勝手に師匠と言って付いてくるゼットに、なんだかんだ面倒見がいいゼロ」ってな感じの二人の関係を見せながら、「ブルトンを吐き出したのは偶然なのか?」とこのシリーズの展開を予感させるような要素もあり見応えがありました。

何はともあれゼロの帰還がどのタイミングになるのか、どう描かれるのか非常に楽しみですね…!!

 

場面は地球に戻ってゲネガーグvsセブンガー(ハルキ)&ゼット。

ゼットオリジナル状態での共闘に思いの外しっかり尺を割いてたのも良かった。ウルトラマンと変身者が並び立ってがっつり戦ったことがあるっていうのはこのバディならではの特徴になってくるのでは。日本語通じるの件がこの後の1話最大の山場へのネタ振りにもなってるとことか上手い。

 

最大の山場とは…そう、ハルキとゼットの融合からの初変身。

PVでもこのシーンの画は公開されていて初代マン兄さんのオマージュになっているのは知っていましたが、音がつくとこうも変わるとは。

ゼットのキャラクターに関しては、

・ゼットが「ウルトラ○○」って言うのが口癖(PVのナレーション)

・勝手にゼロを師匠呼ばわりしてついてきてる感じ

といった情報があったので、三分の一人前なのに「ご唱和ください」って言ってくるのはお調子者的な感じというか、憧れのヒーローたり得るために形から入る奴なのかなというイメージを抱いていました。

ところがどっこい、まあお調子者っぽいところはありそうなのでそう遠くはなかったんですけど、「ご唱和ください、我の名を!」という言葉のチョイスに意味は無く、地球の言葉が難しかっただけなんですね…ww

さて、この親切なゼットライザー取扱説明公式動画パートですが、2回目見直した時も非常に面白かったんですよね。ゼットの言葉が変なことにツッコミは入れるけどそれはそれとして段取りは進んでいくテンポの良さが効いている気がする。

身体を借りる相手との漫才に関してはまさにゼロが師匠になるかと思いますが、師匠の方は変身を拒まれがちなこともあり、やりとりの軽妙さでは1話にして既に師匠を超えた感があるぞこの弟子。

融合前の共闘からアルファエッジ初変身までのやりとりでこのバディのことをめちゃくちゃ応援したくなったのでほんと面白かった。

(チェレーザみたいなタイプのオタクには不評かもしれませんが)

 

アルファエッジの戦闘はスラッガーをヌンチャク状にして戦う所がめちゃよかった。ぜひ今後も使って欲しい!

そしてウルトラマンといえばな飛び去りがオープニングでも見せていたZ状に飛んでいくやつで、OP用ではなく基本形になるようなので嬉しかったです。

 

そして隊長のお腹の調子がウルトラ気になりつつセレブロの寄生が思ってたより気持ち悪い分1話の引きとしてはかなり効いてるなあと。

セレブロが2話以降どういう風に暗躍していくのかはもちろんですが、カブラギくんが解放されるのは最後になるのか、その辺も気になるところです。

 

とにかく!ゼロの弟子ということで期待のハードルが上がってしまっていた中めちゃくちゃ面白い1話をお見舞いされてこの半年がとても楽しみになりました!ウルトラマン初見でも見易い作りだったのではと。

 

ウルトラマンは結構先輩ヒーローが出てくるので入りづらいって声もあるみたいですが、毎年そんな敷居が高い作りにはなってなくて、気になったら後追いで見てみるくらいでいいのになーって勿体無く感じているので、「ゼロの映画やジードを見てからだともっと面白いよ!」とかじゃなく「愉快なバディのヒーロー物が始まったよ!」くらいのフランクさでウルトラマンZを勧めるオタクになりたい。

 

今年はYouTube公式チャンネルでゼットの見逃し配信だけでなく、毎週月曜にゼットをより楽しめる過去シリーズ選り抜き配信もしてくれるようなので、シリーズ後追いのサジェストは公式サイドに任せるといいのかも。更新されてからのお楽しみとのことなので、シリーズ追ってる身からしても何が配信されるか楽しみ。

ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD. - YouTube

 

それでは放送後すぐ買いに行ったゼットライザーでまた遊んできますっ