ぴよっと楽しく

主に推し(アーティスト)のことや見聞きした作品など、自分が感じたことをきちんと残す場に。

Hoopla! 神戸3days 序章?

2020年2月のToooooo8からはや1年4ヶ月…ツアーの中止、配信ライブへの変更などなど沢山の困難を乗り越え、ついにやってきましたこの時が!

まずはとにかく神奈川・兵庫各3days無事に実施できてよかった。

 

なにぶん昨年からくそったれな世の中なので、どこもかしこも1年ちょっとぶりのライブなんて普通だし、個人的にもこのHoopla!の前にT.M.R.のツアーに参加したりしてたのですが…超特急は昨年2月いっぱいでユースケが脱退し、頑張っていかねば!というタイミングでこんなことになってしまったんですよね。だからそこから配信ライブ等で繋ぐしかなかったもどかしさを他よりも強く感じていたところもあり…やっとこの日がきたか!という思いが強い。

ユースケは2019年6月から休養していて、それから2020年2月までの間も5人でずっとライブをやり続けていたけれど、やっぱり真に5人になってしまうのは演者としても、ファンとしても話が大きく変わってくるわけです。ユースケの帰る場所を守りながら皆で走った半年ちょっとでしたし。ユースケがいなくても各所に黄色を取り入れてたあの暖かさほんとすごかったよね。

かくいう僕もユースケ推しだったわけで。といってもユースケのインパクトのおかげで出会えた、タカシの歌やバラエティ豊富な楽曲群、最高のセトリ、皆のパフォーマンスも好きというかやっと理想のエンタメを見つけられたと思っているので、これからもずっと一緒に走る選択肢しか無かったけれど。それが彼が超特急として頑張ってくれた日々を無駄にしない為に自分にできることだと思うし。

そんなわけで、下車という迷いが生まれることはなかったから変わらず前のめりに超特急を推していた2020年ではあったものの、やっぱり今回ライブに行く準備をするにあたって黄色以外のグッズを用意していくのはちょっぴり違和感のある自分がいて。本当なら去年のうちに向き合っていたはずの、不思議な感覚。

 

なーんてことを経ていざ会場へ。初日は平日だったからポートライナーも空いてて快適。あと物販が会場側なのもあって広場も空いてていい(宮野真守現場だと広場の方で物販)。物販もさほど待たずに済んだので、おがちゃんとリョウガのラジオ的なやつはちょこっとしか聞けなかったけどどれくらいの尺あったんだろう?

あらかた事前通販で確保してましたが、当日も物販に並んだのはもちろんパンフの為。今回も2200円とは思えない破格のクオリティでした。超特急のパンフは単純に安い上に毎回写真もテキストもバランス良く載っていて読み応えがある…こんなライブパンフレットほんと他に見たことないです。年末年始のライブだとインタビューCD付いたりもするし。

商品詳細ページ | ONLINE SHOP スタダ便 | [超特急]BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING Hoopla! 公式パンフレット

今回は超特急基準ではテキスト量控えめ?だけれど(平均的なライブパンフ以上はある)、リョウガ監修の振付解説コーナーが想像以上にちゃんと使える出来でした。My Buddy、Revival Love、What's up!?のサビの振付に関して、コマ送りで動きを確認できるようなものとなってます。あと今回のファッション雑誌風なデザインがおしゃれですきです。まだ手にしていない8号車、予備軍、ライブパンフレット収集家のみなさん(?)、とにかく騙されたと思って買ってみて欲しい。

 

さてさて、そんなこんなで開場。コロナ禍対策として、規制退場に加えて分散入場でした。

公式サイトの案内ではCOCOAのインストールに関して映画館と同レベルの案内(導入にご協力ください的な)でしたが、もぎり前に確認するとのアナウンス。このせいで人集りができていたのは否めなかったので、ぜひ次回は事前にwebで告知しておいてほしいですね。ツアー開始前に感染対策等の案内を今一度の確認するよう、FCメールでお知らせはしていただけに勿体無い。

この辺りのオペレーションや客の対応としては、コロナ禍以降個人的に行ったイベントの中で最大キャパということを考慮しても正直微妙な感じになってしまっていたかなあという印象ですね。スタッフはマスクとフェイスシールドしてたしメガホンも持ってたけどまあまあ声を張ってCOCOAの件言って回る羽目になってたし。

そんで箸が転がっても面白い年頃の子達が多いとはいえまー賑やかなこと。あと開演したら絶対やる勇気無いのに開場中ならルール破ってもいいかなみたいなノリで写真撮るなクソだせえ。

でも分散入場で時間指定してたおかげか土日はアリーナ公演なのに定刻直前で扉閉められてたっぽいのでそこはよかった。感染症対策関係無くいつもこうした方がいいかも。まー早いこと席ついちゃうと初日以外はネタバレ怖いけどね、実際チラホラ聞こえてきたし。

座席の空け方は、スタンドは千鳥で一席空けていて、アリーナは初日のみスタンドと同じ、土日はグループディスタンス方式でした。着席指定は無し。一席空けてるのを置いといても思った以上にステージ側のスタンド席に幕がかかってたので動員はかなり抑えめ。緊急事態宣言中ですしねえ…

開場中のBGMはいつも通り超特急の楽曲をセレクトしたプレイリスト。New Mix曲からユースケの声がカットされることはなかったので、あくまでガヤ程度だからNew New Mix(概念)みたいなのを作ることは無いのかなあ。10周年ベストアルバム出すようなことがあれば10th anniversary ver.とかいって上手いことやるのかな、なんて想像もしてはいますが。

恒例のリョウガ(+他メンバー)の影ナレは無し。客が盛り上がっちゃうのを防ぐのとか、そもそもメンバーと接触する人間を減らすのとか、まあ諸々の対策の兼ね合いでしょう。またタクヤの「はい返事ー」が聞ける時がくるといいね。

 

そして鳴り響く発車ベル。暗転。

モニターに表示されたのは「WE CAME BACK!」

俺たちの祭りが帰ってきた-一気に気持ちを高揚させてくれる最高の一言だった。

(本編に続く)